宇宙のひみつはちみつなはちみつ

山崎まさよし。音楽。映画。お芝居。

それでも、生きてゆく を今さら

カルテット、最高の離婚と並ぶ坂元裕二作品の傑作として名高い「それでも、生きてゆく」に今さらドハマリしてしまって困っている。観るのを止められない。

放映は2011年。放送されていたのは知っていたし、なんとなく名作と言われているのは耳にしていたけれど、見てみぬふりをしていたというか。重いんだろうなっていうのが、タイトルから伝わるから。その頃は震災直後というのもあり、あまり重い作品を私自身は好まなかった。今もあまり得意ではない。未だに引きずりまくっているカルテットは、そのへんのバランスがちょうど良く、すごく観やすかった。「それでも、生きてゆく」はフジテレビ系列のドラマだけど、どちらかというとMotherやWoman、そして今放送中のanoneの系統だと思う。日テレの水10が好む感じ。自分の好きな分野ではない系統のドラマだけど、それでも観ようと思ったのは、やっぱり坂元裕二作品をもっと欲してしまっているから(かといって問題のあるレストランとかは観ようと思わない。むしろ観てたけど挫折した)。

今のところ4話まで観た。私は夢中になって観るときとそうでない時が極端で、夢中なときは本当に止まらなくなって一気に観てしまう。この作品はまさしくそれで、もう止まらない。重いし、暗いし、少年A=文哉も突然出てきた安藤サクラも何をしでかすのかわからなくて怖い。登場人物がみんながみんな、錘を背負って生きているのがすごく伝わるから、これ以上やめて欲しいと願ってしまって仕方ない。いい歳して、制作側の良いカモ。

それにしても瑛太満島ひかりは凄い。当時瑛太は28、9?満島ひかりは25?え?ほんとにそんなに若いの?才能というか二人とも芝居するために生まれてきたような人たちだと思う。瑛太を初めて観たのは間違いなく「ランチの女王」の妻夫木聡演じる三男の友人役(当時はEITA名義だった)で、それからウォーターボーイズで一気にブレイクしてどんどん売れてった感じがするけれど、それに伴ってどんどん実力をつけている感が凄い。世間的にはどうなのかよくわからないけれど、もっと評価されて良い俳優さんだと思う。さっきウィキペディアで調べたら、一番最初にに賞を取ったのが高崎映画祭で、アヒルと鴨のコインロッカーでの演技だった。人生ベスト級の映画なので嬉しい。個人的にはアヒ鴨から瑛太は覚醒した気がする。気がするだけだけど。そうして定期的に(マイ)瑛太ブームが来る。いま。前回はサンバイザー兄弟(舞台)のとき。いまanoneにも大河にも出てるし。瑛太の芝居好きだ。映画にいっぱい出てるから貪るように観まくろうと思う。まだ観てないのいっぱいある。ミックス。観たい。

満島ひかりはもうカルテットでもうガッツリ心奪われました。「それでも、生きてゆく」のときが25歳っていうのが衝撃でしかない。こんなすごい若い女優さんを他に知らない。この年代でピカイチなんじゃなかろうか。トットてれびも観たい。その反面ちょっと天然入ってそうで、でもめちゃくちゃ強い信念を持っている感じがすごく素敵。

瑛太満島ひかりの対談とかあれば読みたい。そしてこのふたりが出ている若者たちは途中で挫折した記憶がある。めっちゃ豪華キャストなんだよね。見直してみようか。

今やってるどのドラマより先が楽しみな「それでも、生きてゆく」。これがどう着地するのだろうか。坂元裕二の凄みを噛み締めながら、きっと明日も一気に2,3話観るだろう。