宇宙のひみつはちみつなはちみつ

山崎まさよし。音楽。映画。お芝居。

スキマスイッチ re:Action VS RHYMESTER

遅くなってしまいましたが、スキマスイッチ LIVE TOUR 2017 re:Action 仙台に行ってきました。対バンはRHYMESTER

結論からいいます。スキマのライブは今まで10本くらい(フェス含め)観てきましたが、史上最高でした!!!!!最高としか言えないほど最高。語彙力なくてすみません(笑)そのくらいものすごいライブでした。

ちょっと前置き。今回は対バンツアーです。私が行ける公演はRHYMESTERです。と発表された時点で、RHYMESTERって誰?ってところから私は始まりました。ヒップホップって私にとって本当に未開の地…というか未知の世界で、CDはおろかちゃんと聴いたことさえ…そもそもヒップホップってどういう定義?って感じで。なのでRHYMESTERググるところから始めました。そしたらびっくり!Mammy-Dさんが所属されているユニットではあーりませんか!というのは、この冬放送されていた「カルテット」というドラマにめちゃくちゃハマりまして。そのドラマに役者として出演されていたのがMammy-Dさんだったんですね。そもそもこの人はヒップホップユニットの人だったんだ、そうか、RHYMESTERっていうのはMammy-Dさんがいるグループなのか!カルテットが終わった直後にライブ行けるって運命的!?(笑)なんていうところから、RHYMESTERに入っていきました。入っていきましたっていうのは、私のライブ参戦のポリシーとして、聴いたことないアーティストのライブを観るときは出来る限り予習していく!というのがありまして。まずそのアーティストについての記事をwikiで読んで、歴史を知り、どんなライブを今までやってきたか調べて、出来る限り直近のセットリストを追い、CDを手にして今回やりそうな曲を選定して聴き込む。というのをいつもやっているんですが、今回もこれを実践。

結果としてこれが功を奏し…というほどではありませんが、やはり知っている曲がくると、とことん楽しめる。とくにヒップホップの場合、"ノリ"が大事だと今回教わりました。知ってる曲だと、「こういうノリ方だろうな」っていうのが想像つく。なので、予習、大事。

ライブはまず、ライムスターから。とにかく良い人たち(笑)。先日の宇多丸さんのラジオで「アウェーには慣れてるから」みたいなことを仰っていたんですけど、その通りだなというか、こっち(スキマファン)がヒップホップに不慣れなことを汲み取り、ノリ方を教えてくれるし、コール&レスポンスは「スキマ」\スイッチ/「スキマ」\スイッチ/で客の心を掴むし(笑)、しまいには「ヒップホップとは何か?」をきっちり解説いただきました。これでもかというほど楽しかった初RHYMESTER。ワンマン行きたくなりました。3人ともカッコよかった。新曲のマイクの細道も良かったです。ヒップホップなのに詩がとっても日本的。そういや韻を踏むって文化は昔からの日本文化ですもんね。

そして転換の間に流れるは今回のゴールデンタイムラバーの収録の様子。メイキングですね。これ、ツアーDVDが出るのならば全アーティスト分みたいなぁ。和やかにわいわい言いながら制作している様子はとても楽しげで、いつまでも見ていられる。そんなVTRが終わるといよいよスキマ登場。がしかし、まだ転換が終わらないのでMCタイムスタート!とにかく笑った記憶しかない(笑)カラオケの話になり、卓弥くんが「ミスチル縛りカラオケ」をやると、ライブバージョンで歌いたくなり、みんなライブバージョンで歌い出す。んで、しまいには桜井さんのモノマネしながら「ミスターチルドレンですっ!!」って挨拶のマネまでしちゃうという(笑)それを聞いたシンタくん、「卓弥もそうやって(誰かに)モノマネされてるってことだよ」と(笑)卓弥くん本人はライブバージョンで歌われてるのは恥ずかしいみたいです。なぜなら「(歌のアレンジとかは)その時のノリでやってるから」。たしかにね。

そしていよいよ我らがスキマ。セットリストはネットにいくらでも転がってるでしょうから、掻い摘んで。今回は公演によって曲が何曲か変わっているみたいですが、今回の明らかな日替わり曲は奏でした。まさかくるとは思わなくて、かなりびっくり。re:Actionバージョン。それこそ奏ってライブで結構な回数聴いてきている曲ですが…今まで聴いた奏の中で断トツ。アレンジが素晴らしすぎる。のは知っていたが、それにあの魂こもったたくやくんの歌が加わる。圧倒される。テレビ越しじゃ伝わらない、ライブだからこその迫力。スキマ自身、何度となく歌ってきている曲だろう。彼ら自身でのアレンジも、これが初めてではない。10年以上歌ってきたからこその、円熟と凄みが集約された奏でした。

そしてパラボラヴァ、Ah yeah!!(通常バージョン)、トラベラーズハイの近年定番たちはやはりライブのものだと思う。イントロを聴くだけで無条件にテンションが上がる。みんなでタオル投げて、手を広げて、手拍子して、ライムスさんたちに負けじとコール&レスポンスして。一体感の先のとてつもない楽しさ!これぞスキマのライブ、これがスキマのやり方。

対してキミドリ色の世界、ズラチナルーカなどの、一見すると”イチゲンさんお断り”かと思われそうな初期スキマの名曲たち。今回は全員スキマファンではないことをわかった上でのこのチョイス、チャレンジャーだなーとも思いつつも(笑)、狙ってるのかな?って。スキマの良さのひとつは詩だと思うんです。でもそれを知っているのってファンだけなんじゃないかなって思うこともあって。もったいないなって。だから、今回のこのコアな選曲は、スキマの詩の素晴らしさを知ってもらうには、いいチョイスだったんじゃないかなって思います。

そして今回のライブ最大かつ最高の時間は、アンコール。皆が待ち望む、スキマ×ライムスターのゴールデンタイムラバー。これ、どんだけリハしたんだろう。テンション上がりすぎて記憶が飛びそうなくらい興奮したんですけども(笑)、CDの比じゃないほど素晴らしかった。。たくやくんとライムスの掛け合い、捲し立てるようなライムスターパート、前半のライムスターのライブタイムにたっぷり練習した「スキマ」\スイッチ/「スキマ」\スイッチ/の掛け合いの伏線もしっかり回収して(笑)、あの盛り上がり。そしてそのあとのThe Choice is yoursも格好よかったなぁ。すごいことになっているんだというのはわかったんですけど、なにぶん原曲を知らなかったのが…痛かった。さいごのさいご、全力少年はもう、言わずもがな。

あぁ、なんて幸せな時間だったんだろう。好きなアーティストのライブというのは私にとって無条件に幸せな時間であることは経験上間違いがないが、"つい最近まで名前も知らなかった聴いたことないジャンルのアーティスト"と"聴き込んできてる大好きなアーティスト"とのコラボ、もとい対バンがこれほどまでに素晴らしく楽しいものだとは思いもしなかった。でもそれは、ライムスターとスキマスイッチだったから、というのもあるだろう。化学反応?相乗効果?うまくいえないけど、そーいうこと。

まだまだ音楽の未知なる世界は広がっているというわけです。